廃棄物焼却発電施設の本稼働開始について
オオブユニティ株式会社(愛知県大府市 代表取締役社長:相木 徹)は、愛知県知多郡東浦町に民間企業としては愛知県最大級となる廃棄物焼却発電施設の本稼働を開始いたしました。
本事業は愛知県を中心とした中部地区から発生する、リサイクルできない多種多様な廃棄物を受け入れ、焼却処理にて発生した熱を利用して蒸気を作り、その蒸気でタービンを回して発電し、電力を地域に供給します。
本施設は、食品等の汚れが付着しリサイクルできないプラスチックや、分別できない複合廃棄物、小ロッドの廃棄薬品や廃油等の処理困難物、企業機密保護のため滅失処理が必要な廃棄物等、リサイクルが難しく焼却せざるを得ない廃棄物を幅広く受け入れることができます。加えて、医療系廃棄物に特化した保冷立体自動倉庫システムにて受入・保管することで適正処理を促進し、医療機関向け廃棄物管理サービスを強化します。
当社は本事業に加え、2015年から運用開始しているバイオガス発電施設を通じ、地域で発生する廃棄物やバイオマス資源の有効利用を促進し、持続的で地域循環型のリサイクルを構築するとともに、低炭素社会の推進・エネルギーの地産地消等を通じた社会貢献をしてまいります。また災害時には行政と連携し、地域の早期復旧に協力してまいります。
※建設には環境省の「低炭素型廃棄物処理支援事業(廃棄物処理に伴う廃熱を有効利用する施設への設備設置を行う事業)」の補助金交付を受けております。
〈事業概要〉
建設場所:愛知県知多郡東浦町大字森岡字外新切27-1
(オオブユニティ(株)リサイクルプラント東浦工場)
発電出力:3,000kW/h
年間発電量:約20,000,000kWh(一般家庭約5,500世帯の年間消費量に相当)
熱回収率:21.2%
処理能力:131.2t/日
稼働開始:2023年8月1日
総事業費:72億円
〈会社概要〉
会社名:オオブユニティ株式会社
所在地:愛知県大府市北崎町駒場88番地
設立:昭和38年9月
資本金:4,980万円
代表者:代表取締役社長 相木 徹
事業内容:一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬・
中間処理・最終処分・リサイクル他