接着補強型止水工事

湿潤環境での施工が可能な「クリスタルライニング工法」

下水道全般(処理場、管渠、人孔)をはじめ、橋脚やトンネル内など水や湿気などの影響を受けるコンクリート構造物の補修工事も、オオブユニティの得意分野のひとつです。湿潤環境での施工が可能な「クリスタルライニング工法」を駆使して、多方面で実績を上げています。


接着補強型止水工法


浸入水部分のクラックやジョイント部に沿ってV力ットし、特殊水性工ポキシ樹脂を混入した急結セメントで止水した表面に、クリスタルライニング材を塗布し、ガラスクロスを積層させて仕上げ、強接着ライニング層を設ける工法です。
高湿潤環境下での施工が可能であり、強い接着力も有しているため、従来工法に比べ 長期的に止水効果を保持することが可能です。


施工手順


浸入水部分のクラックやジョイント部に沿ってV力ット
→特殊水性工ポキシ樹脂を混入した急結セメントで止水
→表面を、幅20cmを標準としてクリスタルライニング材(A・B・C剤混合物)を塗布
→ガラスクロスを積層させて仕上げ(強接着ライニング層)



施工例


接着補強型止水工法Before

施工前


接着補強型止水工法After

施工後


トンネルおよび地下鉄の止水工事


トンネルの止水工事

トンネル


地下鉄の止水工事

地下鉄


クリスタルライニング工法について


クリスタルライニング工法は、困難な環境での施工を可能にした機械を使わないテクノロジーです。
当社では「防食ライニング工法」「接着補強型止水工法」を用い、主に下水道管路施設の防食・止水・修繕に対応しています。

クリスタルライニング工法の施工用途・効果

  • 下水道全般(処理場、管渠、人孔等)の補修に最適です。
  • 優れた接着力と補強繊維シートにより、長期的で強力な浸入水対策に最適です。
  • 補強繊維シートとの組み合わせにより、コンクリート構造物の構造補強に最適です。(ひび割れ拘束・耐震補強等)
  • 食品工場の壁・床に使用可能です。
  • 土木・建築全般で使用可能です。
  • 飲料水(貯水槽等)の塗装修繕に使用可能です。(JWWA K143規格)
  • 耐酸性・耐アルカリ性・耐久性・塩害対策に優れています。
  • 鉄筋コンクリートの劣化防止に最適です。(中性化抑止)
  • 外水圧0.2MPa(建設技術審査証明)、内水圧0.6MPa(社内テスト)に対応できます。
  • ガラスクロスまたは炭素繊維を組み合わせることで、引っ張り強度を上げることが可能です。(炭素繊維は鉄筋換算可能)
  • 塩ビ同等の粗度係数で流下能力向上をはかることができます。