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オオブユニティ株式会社(愛知県大府市 代表取締役社長:相木 徹)は、愛知県大府市にメタン発酵ガス化発電では中部地区最大級となる、バイオガス発電施設の建設を決定いたしました。

本事業は、大府市が7府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)の担当副大臣・政務官で構成するバイオマス活用推進会議において、2013年6月11日にバイオマス産業都市の第一次選定地域として認定されたことに伴い、大府市が策定した「大府市バイオマス産業都市構想」を具現化するものです。

大府市や周辺地域から発生する生ごみや廃棄食品・廃飲料、有機泥状物等、多種多様なバイオマス資源を原料として受け入れ、微生物の働きで発酵分解させてバイオガスを回収し、ガス発電機の燃料として利用します。発電した電力は、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を利用し売電する予定です。また、発酵後の残渣は堆肥に加工し利用します。

本施設は、不適物の混入、塩分や油分の含有、高含水率等、飼料化や肥料化ではリサイクルが難しく、まだまだ焼却処理されている有機性廃棄物を幅広く受け入れることが可能であるため、分別・管理コストや収集コストの低減を図ることができ、食品リサイクル率の向上に大きく寄与する環境合理性の高いシステムです。

当社は本事業を通じ、地域で発生するバイオマス資源の有効利用を促進し、持続的で地域循環型のリサイクルを構築するとともに、廃棄物削減・リサイクル促進・エネルギーの地産地消等を通じた社会貢献をしてまいります。
※建設には農林水産省の「地域バイオマス産業化推進事業(地域バイオマス産業化整備事業)」の補助金交付を受けております。

<事業概要>
建設場所:愛知県大府市横根町惣作236-1
(オオブユニティ(株)リサイクルプラント横根工場)
発電出力:600kW
年間発電量:約5,000MWh(一般家庭約1,300世帯の年間消費量に相当)
受入能力:70t/日
着工予定:2014年1月
稼働予定:2015年10月
総事業費:24億円

<会社概要>
会社名:オオブユニティ株式会社
所在地:愛知県大府市北崎町駒場88番地
設 立: 昭和38年9月
資本金:5,400万円
代表者:代表取締役社長 相木 徹
事業内容:一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬・中間処理・最終処分・リサイクル他

<本件に関するお問い合わせ先>
オオブユニティ株式会社 廃棄物事業部 藤崎
TEL:0562-84-6027
Mail:k-fujisaki@obuunity.co.jp


バイオガス発電施設の建設決定について